スキルを身につけようと本を読んだり勉強会に参加したりしても、なかなか効果が現れないなあ、と感じている方もいらっしゃるかと思います。そんな方におすすめの一冊をご紹介します。タイトルは「学びを結果に変えるアウトプット大全」。この本、私がブログを始めるきっかけの１つとなった本なのですが、その話は最後に触れます。
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この本、2018年8月に発売され、この年のビジネス書売上9位（日販、トーハン調べ）になった本です。「9位」ってたいしたことなさそうですが、発売から約3ヶ月間でこの順位ですから、結構すごいのではないかと思います。今でも書店で平積みになっているのを見かけます。お読みになった方も多いのではないでしょうか。
この本と出会ったころ、高分子シミュレーションやプログラミングなどの勉強を（半分趣味で）していたのですが、それをいかに仕事の成果につなげるか、その方法が今ひとつわからずにいました。そんな心を引きつけるこのタイトル。その場で購入決定です。
この本には、インプット（読む、見る、聞くなど）したことをアウトプットすることの重要性について書かれています。アウトプットすることによって、学んだことが定着する、スキルを持っていることが周りに知られる、などの効果があるということです。一例ですが、何かを他人に教えるのって、意外と難しいですよね（教えることもアウトプットのひとつ）。他人に教えられるレベルになれば、相当理解できているはずです。このように、アウトプットは学びの定着に結びついているのです。
つまり、自分が学んだことを発信したり、何か形にすることで、学んだ効果が得られるんですね。私はおそらく他の人以上にインプット偏重傾向なのですが、少しずつでもアウトプットを増やしていこうと考えています。
で、はじめに触れたブログとの関連ですが、この本で紹介されているアウトプットの方法のひとつが「ブログ」だったのです。この本にはブログの書き方についても書かれているのですが、そこにチラッと出てきた「WordPress」という言葉をネットで調べたところから、レンタルサーバー、独自ドメイン、そしてブログの立ち上げとつながっていったのです。こうしてブログを始めてみて、それまでどうもよくわからなかったブログというものの目的や意義が少し見えてきた気がしています。このブログは、私が学んだり考えたりして得たものをアウトプットし、結果として残す場であるわけですが、ここに書き込んだものをご覧になった方に、何か気付きが生まれたとしたら、それこそがこのブログの存在意義なのだと思います。
このような気付きを私に与えてくれた「学びを結果に変えるアウトプット大全」。まだお読みでない方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
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